全身にわたる症状

さて、後遺障害には等級があり、いくつもの基準によってその等級が判断されるという点を取り上げました。では、実際の後遺障害には、具体的にどのような種類があるのでしょうか。さきほど取り上げた『視力』に関しても、それが事故に起因するものである場合、後遺障害として認められる場合があります。また、それ以上の症状…いわゆる片目(両目)の失明に関しても、事故に起因するものであれば後遺障害として認められます。

そのほかにも、事故による歩行障害、または手足そのものの部分を損失したこと、これらも後遺障害として認められます。または精神的な疾患もそこに含まれる場合があります。これらの障害(症状)は、いわゆる『症状が固定』された段階での症状が等級として認められますが、ただし症状が悪化することもあり得ます。

注意すべき点として、後遺障害は、その事故時には発生していないと思われたものの、あとから後遺障害が発生している、と判明することがあります。ですから、どんな場合においても、事故後はすみやかに病院での診察を受けることが得策です。
これには加害者側からの保証などの事項も含まれていますので、そういった点を注意しながら、今から知識を取り入れておくことは重要です。